【現役料理人が考える】調理師専門学校に行くメリット・デメリットとは?

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初めまして、現在都内で料理人をしているユウト(@yut0425)です。

ぼく自身のことを軽く話しますと、高校卒業後の3年間は地元の割烹料理屋で修行して、現在は都内の熟成肉を扱うお店で働いています。

つまり、調理師専門学校には行っていません。

調理師専門学校に行こうとしている人に向かって言うのも変なのですが、ぼく自身は専門学校には行く必要はないと思っています。笑

詳しい理由なんかは、別の記事で書いていますので参考にしてみてください>>>高卒料理人が物申す!調理師専門学校なんか行く意味ないよって話

上の関連記事のタイトルからわかるように、ぼくの考えでは調理師専門学校に行くメリットは少ないと思っています。

と言っても、「お前、実際に専門学校通ってないくせに何がわかるんだよ」なんて声が聞こえてきそう。笑

そこで今回は、調理師専門学校に実際に通っていた人の意見も取り入れながら考えていきたいと思います。

ぼくも飲食業界には6年以上いますので、もちろん専門卒の人と一緒に働いて、当時の話をたくさん聞かせてもらいました。

そういった生の声も交えて、調理師専門学校に行くメリット・デメリットを紹介します。

ユウト
自分の将来のために、もう一度しっかり考えてみよう!

調理師専門学校に行く3つのメリット

様々なジャンルの料理をまんべんなく学べる

調理師専門学校に行こうかなって考えてる人の多くは「料理が好きだから」というザックリとした理由の人が多い気がします。

高卒で就職したくないし、大学行ってもやりたいことないし、はたまた大学通ってたけど…「料理が好きだから!!」こんな流れで、調理師専門学校を検討してる人ですね。

「料理が好きだから」これって素敵なことだと思います。

ぼく自身、自称進学校の高校に通ってたので、「なんとなく大学に行く」「大学行ったけど、やりたいこと見つからない」そうゆう人はたくさん見てきました。

そんな中で「これが好きだ!」ってゆうものがあるだけで、本当に心強いです。

ですが、料理とひとくちに言っても、和洋中いろんなジャンルがあるわけで、まだどの料理も経験していないのにひとつに選ぶことは難しいですよね。

そんな人には、調理師専門学校に行くことがひとつのメリットになります。

例えば、2年制の学校であれば、初年度には和洋中とまんべんなく学ぶことができ、2年になるとひとつのジャンルに絞って勉強します。

つまり、自分が将来就きたい飲食業の方向性を定められるのがメリットですね。

ユウト
これがやりたいってゆうジャンルが決まっていない人には良いキッカケになるね!

横のつながり

これは共に学ぶ「同級生」のこと。

ぼくは、専門学校には言ってないので、圧倒的に同業者の仲間が少ないことが悩みです。笑

何か、働く上で悩みが出てきた時や転職する時。

こういった悩みが出てきた時に、気の知れた専門学校時代の同級生がいることは、大きな頼りになるはずですよね。

さらに、飲食業界の情報も多く仕入れることができます。

例えば、日本料理屋で働いていたけれど、今度はイタリアンで働いてみたいなと思ったとしましょう。

そんな時にイタリアンで働く同級生がいれば、現場の生の声を聞くことができるんですよね。

これって大きなメリットであると言えます。

ユウト
ぼくも同業の同級生が欲しいなー。笑

就職先の幅が広がる

このメリットが目的で専門学校に行くという人はよく聞く話です。

ある程度名が知れた学校であれば、もちろん飲食業界からの信用もあります。

そうなると、ウチに来てくれという求人が多く集まるのは自然な流れですよね。

そういった専門学校に対する求人は、個人店よりも有名ホテルなんかが重視する傾向にあります。

例えば、都内にある有名ホテルに就職するには名が知れた専門学校の人しか取らないだとか。ちらほら、そんな話を耳にします。

そして、もうひとつ大きいのは、業界の色んな企業に就職した先輩たちからアドバイスを聞けること。

それはそれは専門学校ごとに数多くの卒業生を抱えているので、あの企業はブラックだとか、この企業は福利厚生が整っているだとか。

つまり、たくさんの企業の情報が舞い込んでくるわけですよね。

就職において、専門学校に蓄積された情報をすぐにキャッチできることは、大きなメリットになります。

ユウト
自分がどんな企業に就きたいのか考えてみよう!

調理師専門学校に行く3つのデメリット

調理師免許はそもそも必要じゃない

調理師免許というものは、はっきり言ってしまえば全く必要ないものです。

車であれば、免許がなければ運転はできませんよね?無免許運転の罪で捕まってしまいます。

ですが、料理人の場合は、免許を持っていないからと言って、飲食店の厨房で働けないということはないのです。

さらには、調理師免許がなくたって、自分のお店は開業できます。

じゃあ、なんのためにわざわざ学校に行って「調理師免許」を取得するの?って疑問に思いますよね。

ズバリ!「俺は調理師なんだぜ!どや」って周りのみんなに自慢できちゃうんですね!笑

え?それだけ?って思いましたか?

はい、それだけです。笑

つまり、調理師免許を持っていると「名称独占」と言って、「自分は調理師です」って名乗ることができるんですね。

逆に、免許を持っていない人は調理師と名乗ることはできません。一応、法律で決まっています。

でも、免許がなくても働けるし、自分のお店も出せるなら、わざわざお金払って学校通う必要もなくない?って話なんです。

ユウト
下の記事にもう少し詳しく書いてあるからチェックしてみてね!

参考記事>>>現役料理人が物申す!調理師免許は全く必要ないと言い切れる3つの理由

料理は上達しない

メリットの部分で話した「様々なジャンルの料理をまんべんなく学べる」ということは、ひとつに突き抜けて学ぶことはできないということです。

確かに2年制の学校であれば、進級した際に専門ジャンルを選択できるので、少しは特定のジャンルに特化して勉強できるでしょう。

しかし、それよりも重要な「料理が上達しない」ポイントがあります。

それは「反復しない」ということ。

例えば、実習で「酢豚」を作ったとしましょう。

もちろん、プロの中華の先生が作り方を教えてくれるでしょうし、レシピもまるまるコピーすることができます。

ですが、その「酢豚」という料理は、たった一回限りの実習でしか調理することはありません。

家に帰って家族に振る舞ったりすれば、多少の復讐にはなるでしょう。

しかし、料理はそんなに簡単なものではなくて、繰り返し繰り返し「反復」して初めてコツを掴んで、技術が習得できるのです。

まんべんなく料理を学べるということは、言葉通り、広く浅く学ぶということです。

自分の中である程度の探究心があって、受け身ではなく自発的に学習できない人は、調理師学校で料理が上達することは難しいでしょう。

と言っても、専門学校で優秀な人であれば、いろんなコンクールで賞を取ったり、有名ホテルに就職できる人もいることは間違いありません。

ひとくくりにして料理が上達しないとは言えませんが、受け身な人にとっては上達しづらい環境と言えます。

ユウト
何事も自発的に取り組めるかが大切だよね!

時間がもったいない

これは、上で話した「調理師免許がそもそも必要じゃない」ということにもつながってきます。

調理師専門学校に入学するということは、少なくとも卒業時に得られる「調理師免許」を目的にしていますよね?

しかし、上でも説明したように、そもそも調理師免許が必要ないならわざわざ専門学校で勉強している時間がもったいないですよね。

免許がなくても働けるんだから、実践あるのみで、飲食店で働き出すのが手っ取り早いと思いませんか?

昨今の飲食業界はどこもかしこも人手不足です。

いろんな求人を見ても、だいたい「未経験歓迎!」の文字を見かけます。

これは口だけじゃなくて、本当に歓迎しているのが事実だと思います。

つまり、学校をすっ飛ばして、現場で働くことがもっとも最短な料理人への道とも言えますね。

ユウト
最初は、何もわからず焦るけど、そこから学べることは大きいはずだよ!

まとめ:自分の料理に対するモチベーションに合わせて進学するかを検討しよう!

同じ料理人を目指していたとしても、料理に対するモチベーションや思いれというものは人それぞれですよね。

「料理が好き」「料理が楽しい」「料理で人を喜ばせたい」

たくさんの思いを持って、専門学校に進学するかどうか悩んでいるんだと思います。

料理に対するモチベーションがそこまで高くないのに、いきなり現場で働き出してしまったら、きっと挫折してしまうでしょう。

逆に、「俺はイタリアンのシェフになるんだ!」と明確な目標があるなら、専門学校での勉強は物足りなく感じるかもしれません。

あなた自身の料理に対するモチベーションとよく相談して、専門学校に行くべきか考えて見てください。

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